FileMonitorTriggerの設定で「File Events to Monitor」のCreatedにチェックを付けると、ファイル作成時にトリガーを着火させることができます。
しかしこの場合、ファイルの新規作成時だけでなくファイルを上書き保存しても着火されてしまいます。
(もしトリガー起動したプロセスの中で同じファイルを上書き保存すると、無限にトリガー起動してしまいます^^;)
そこで上書き保存の場合はトリガー起動を回避する(正確にはトリガー起動はするが、すぐに処理終了させる)方法を紹介します。
トリガー起動した場合、トリガー変数に自動的に値が設定sれます。
FileMonitorTriggerの場合は以下の4つです。
- %FileMonitorFileName%
- %FileMonitorOldFileName%
- %FileMonitorFilePath%
- %FileMonitorEventType%
ここではそれぞれの説明はしません。
今回使うのは4つ目の%FileMonitorEventType%です。
ファイルを新規作成してトリガー起動した場合、%FileMonitorEventType%には”Created”が入ります。
一方、上書き保存した場合は%FileMonitorEventType%に”Changed”が入ります。
そこでプロセスの処理の先頭で%FileMonitorEventType%が”Chagend”かどうか(=上書き保存かどうか)の判定を行い、もし”Changed”であれば「Stop Proess」してしまえば良いですね。