今回はWinAutomationで設定ファイルを使いやすくするTipsです。

頻繁に変更される箇所を設定ファイルに切り出して、WinAutomationのプロセスを変更することなく挙動を変更したいという場合はよくあります。

ただ、設定ファイルの内容を毎回

 ファイルを開いて、値を取得して・・・

としていたのでは手間がかかるため、最初にCustomObjectに設定ファイルの内容を読み込んでしまうことをお勧めします。

 

例として次のようなExcelファイルを設定ファイルとして用いることにします。

設定ファイル

これを読み込んで実際に使ってみるとこのようになります↓

CustomObjectの設定

CustomObjectの属性を使うときは %CustomObject.属性値% のようにします。(ドットで繋ぐ)

実行すると設定ファイルの内容を表示するメッセージボックスが表示されます。

設定内容

 

こうしておけばいつでも簡単に設定ファイルの内容を使うことができますね。

今回は読み込みたいファイルがExcelの想定でしたが、他の形式のファイルを読み込んでCustomObjectに設定することも可能です。

 

ではまた。