今回はWinAutomationで作ってみるシリーズ – 為替情報収集のその1です。

為替情報(通貨、金額、チャート画像)を収集してメール送信してみます。

このプロセスを応用すれば色々な情報収集を自動化できます。

完成品はこちら

 

情報を収集するのはYahoo!ファイナンスの以下のサイトです。

https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/list/

 

最終的に届くメール

最終的にはメールの内容は↓の画像のように、22の通貨ペアを全てが含まれます。

またそれぞれの日足のチャート画像を添付ファイルとして添付しています。

最終的に届くメール

”その1”ではまず1つの通貨ペアの情報を収集しメールしてみます。

 

為替情報を収集する

それでは作ってきましょう!

最初にブラウザを起動して見たいURLに遷移します。

今回はチャート画像を日足で見たいので日足に表示を切り替えます。

ブラウザを起動しYahoo!ファイナンスを開く

通貨と金額

次に通貨(今回はドル円)と金額(bid)を取得します。

Webの要素の取得方法はコチラで解説しているので、分からない場合はご覧ください。

金額(Webの要素)を取得

こつは一気に2つとも取得しないで別々に取得することです。

※まとめて取得すると取得したデータの形式が変わってしまいます。詳細はまたどこかで。

 

チャート画像

次にチャート画像を取得してファイルとして保存します。

先に画像を保存するパスを変数として持っておきます。

画像のファイルパスを設定

ファイル名に”/”(スラッシュ)は使えないため”/”を”_”に置き換えています。

 

それではチャート画像をファイルと保存する方法ですが、途中までテキスト要素を取得する方法と同じです。

下図のようにチャート画像上で右クリックし「Screenshot this Web Page Element」をクリックします。

Screenshot thi Web Page Element

これで「Take Screenshot of Web Page」というアクションができます。

Take Screenshot of Web Page

この時点でチャート画像の要素がControl Repositoryに登録されています。

Image Fileは画像を保存するパスを保持する変数をさっき作成したので、それに変えておきます。

 

メール送信

あとはブラウザを閉じてメールを送信すれば完了です。

メール送信

メール送信のアクションはいくつか設定が必要です。

Send Email

Send Email SMTP Server

※SMTPサーバの情報はご自身で確認して設定してください。

 

これで実行してちゃんとメールが届けば成功です!

 

次は全ての通貨の組み合わせ22種類の情報を全てメールしてみます。

WinAutomationでの作り方 – 為替情報収集 その2